奇跡のレモン 自然レモン農園から
自然栽培されるレモン
自然栽培でできるレモンは小ぶりなのです。
しかし果汁はぎっしり入っています。自然栽培でレモンを作る三尾農園、三尾さんは他のレモンと比べると25%ほど果汁は多いという。
自然栽培でできるレモンの皮
自然栽培でできるレモンの皮はこんなにもきれいなのです。余分な栄養素をレモンが摂取すると皮に老廃物が出て虫が付きます。自然栽培のレモンの皮は健康で、中身をしっかりと守っているのです。
過酷な自然で育つ自然のレモン
急斜面に立つレモンの木たち。和歌山は美味しいレモンはできるが台風の強風でレモンの木は倒れてしまいます。だから和歌山ではレモンの木はしなりやすく栽培は適していないと言います。
しかし、三尾さんは現代の人にとって必要な果物であるレモンはお届けしたいという思いで栽培されています。僅か180本しか無いレモンの木、年間3000kgほどの収穫。奇跡のレモンのため500kgを頂きます。三尾さんの自然栽培レモンを大切に使い、現代の人、これからの世代に伝えるジュースを作ろうと誓う。
台風で倒れても生き抜くレモンの木。実がなるまで大切に育てると三尾さんは言います。
何もしないのが自然栽培 肥沃な土地とは真逆
肥沃な土地というものは土地に有機物が豊富に含む土地であり、果実は大きくたくさん量が摂れます。
肥料をたくさん土地にあげることは人工的に肥沃な土地を作っていることなのです。本当の高い栄養素を含む果実は、痩せた土地であることなのです。自然の力だけでできた果実は小さく、収穫量は少ないけど、生き抜いた力は味にも、自然のみでできた栄養素も豊富なのです。本物ってシンプルなのです。
土地の微生物を活発にするのは水分。乾燥しないようにビニールをかけています。することはこれだけ。
自然栽培のレモンから学ぶ、三尾さんとのお話
一物全体…レモンを丸ごと食べること、サプリメントさようなら
マグロなど大きな魚の身は確かにうまい。しかし栄養を考えると小魚を丸ごと食べることは全ての栄養が摂れるということ。野生の牛や馬は草を食べる。それだけなのに大きな体を作る。それは草の葉っぱから根まで食べる。一物全体、食すことは自然の理にかなっていることなのです。ニンジンも葉っぱから赤い実、根まで栄養はぎっしり入っています。レモンも同じ、レモン果汁だけでなく皮を食べることはどんなに体に良いのか。レモン果汁にはビタミンC、クエン酸 皮には抗酸化作用エリオシトリン、リモネンがある。疲労回復、美肌、免疫アップ、メタボ解消、細胞の活性化の作用がある。
「一物全体」を考えるきっかけとなってほしい。
自然にそむかない。自然にそむくと行き止まりがある
自然の成り行きは現代人の知恵によって変えることができることがある。良いこともあれば悪いこともある。でも行き過ぎた自然を変えること、自然に背くことはきっと人を蝕みます。自然の成り行きに任すということは、無責任に自然に任せるのではなく自然を知り、その成り行きを真摯に受け止め歩むことだと三尾さんは話す。
自然栽培のレモン果汁、皮を丸ごと使った奇跡のレモン
千年蜜も体にじんわり染み入ります。できました、現代の人に伝えたいレモンジュース。
自然栽培のレモン、千年蜜が出会い、体と心に美味しいレモンジュースできました。
三尾さんの自然栽培レモン農園、そして匠野田さんの蜂蜜「千年蜜」から。