でこっとぽん 愛媛デコポン農園から
宇和島吉田 完熟デコポンの故郷
宇和島吉田は四国の最西にある。穏やかな海が広がり地中海に近い気候。
3月下旬、完熟デコポンはできる。
柑橘を作るには最適の場所、デコポンの爽やかな酸味と求めた場所だ。
完熟デコポン畑から
大久保さんが作るデコポンはできるだけ自然に近い自然栽培です。
海の近くの環境にすぐに続くなだらかな山。太陽の恵みをしっかり受け育つ。
栄養を自然からとるため、デコポンの木が間隔をおいて育っています。
アレルギーを持つこどもが初めてみかんを食べられました、とお手紙が届くことも。
贅沢にもこんなに太陽の日が当たる場所にこれだけの木。
皮をむけばしっとり、食べれば優しい甘味、そして爽やかな酸味。
自然栽培のもぎたての味わいは極み。この味を何とかお届けしたい。
3月の下旬まで完熟を待つデコポン。完熟して収穫、すぐに搾ります。
この酸味は、もぎたてのデコポンにしか無い爽やかさだと大久保さんは語ります。
完熟するまで待つということ。それは全ての力を使い切るということ。
来年は実がならないといいます。
自然栽培畑、美味しい実が成らないように見えます。
ここでできる実は体に優しく、美味しさも抜群。
デコポンの実がなり、その重さで木がしなっています
でこっとぽん 高知ポンカン農園から
室戸岬 完熟ポンカンの故郷
台風の風、強い潮風、冬には過度の冷たい風 その苛酷な環境に耐え1月下旬、完熟ポンカンはできます。
その芯のある凛々しいポンカンの完熟の味わいは圧巻。
完熟ポンカン畑の場所は 海から600m、高さは150mにあります。
「美味しくできるポンカンはその条件がベストである」と完熟ポンカン農家、澤村さんは語ります。
完熟ポンカン畑から
広大なる太平洋が間近にあり、この過酷な環境はポンカンを強くします。
寒暖のある室戸岬が、完熟ポンカンの甘みを最高のものに変えます。
暑い気候だけでは甘みは同じように出るが酸味のバランスがとれないため甘さだけを感じます。
寒い時期は太平洋の黒潮のお陰で、夜になってもすこぶる寒くはなりません。
適度な寒さ、これも気候条件に適しているそうです。
その昔、海底から隆起した室戸岬は大地のように平坦です。
海抜150mの平地で青空を仰ぐポンカンの木々。
太陽の日も燦々と浴び、元気に美味しく育っている様子が伺えます。
もうすぐ完熟をむかえるポンカン
完熟ポンカンを丸ごと搾ります。
剥いただけで強烈な甘い香りが漂います。
でこっとぽん
天然の甘味と酸味を極めた濃縮オレンジジュース、
愛媛デコポン農園、高知ポンカン農園から。
【でこっとぽんの匠】
完熟デコポン農園の大久保さん
デコポンは完熟するまで待つことは難しいといいます。
デコポンが寒さを乗り切れるかどうか。3月下旬まで辛抱強く待ちます。もぎたての完熟デコポンは、本来の爽やかな酸味を100%感じるために、収穫と同時に食べることをおすすめします。
大久保さんは「完熟の甘みは、デコポンの酸味をより引きたせる脇役である。極上の酸味をお届けしたい」と語ります。贅沢な酸味、今まで感じたことがあったでしょうか。
完熟ポンカン農園の澤村さん
完熟ポンカンを愛して40年。
完熟ポンカンの最適地は室戸岬を置いて他はないといいます。
「ポンカンは作る技術も大事だが、育つ環境を作り、守ることが一番大切としている。」
澤村さんと室戸岬に一緒に立つと、ポンカンが凛々しく見えます。